不動産登記に関する次の記述のうち、不動産登記法の規定によれば正しいものはどれか。

権利関係

1 登記官は、登記の申請があった場合、申請内容が真実かどうかを実質的に調査した上でなければ登記をすることができない。

なぜ違う: 登記官の審査は原則として提出書類等に基づく形式的審査にとどまり、実体的な権利関係の真否まで実質的に調査する権限は与えられていないため誤りである。

2 登記は、法令に別段の定めがある場合を除き、登記権利者及び登記義務者が共同して申請しなければならない。
3 所有権の移転の登記を申請する義務は課されておらず、登記をするかどうかは登記権利者の任意である。

なぜ違う: 近年の改正により相続による所有権の移転については登記の申請が義務化されており、任意であるとする記述は誤りである。

4 仮登記がされた不動産について、本登記がされる前であっても、仮登記のみで所有権移転の対抗力が生じる。

なぜ違う: 仮登記には対抗力がなく、本登記がされて初めて対抗力が生じ、その順位は仮登記の順位によるとされているため誤りである。

正解: 2

要点: 正解は 2)。権利に関する登記の申請は、法令に別段の定めがある場合を除き、登記権利者及び登記義務者が共同して行わなければならない(不動産登記法60条)。相続による所有権の移転登記は近年の改正で申請が義務化されている。

権利に関する登記の申請は、法令に別段の定めがある場合を除き、登記権利者及び登記義務者が共同して行わなければならない(不動産登記法60条)。相続による所有権の移転登記は近年の改正で申請が義務化されている。仮登記自体には対抗力がなく、後日本登記がされることで、その本登記の順位が仮登記の順位によるという意味を持つにとどまる。登記官の審査は原則として書面上の形式的審査にとどまる。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 権利関係・物権変動と不動産登記・自作問題

同じ問題セットの前後の問題

権利関係の他の問題

アプリで弱点分析つきの演習ができます

App Store

宅建の学習アプリ(宅建トレ)

2026年4月1日時点の法令に基づく問題です。

e-Gov法令検索「不動産登記法」平成16年法律第123号 第60条 を参考に作成した学習用オリジナル問題