根抵当権に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。
1 根抵当権の担保すべき元本は、当事者が確定期日を定めていない限り、いつまでも確定しない。
2 根抵当権は、一定の範囲に属する不特定の債権を極度額の限度において担保するものであり、通常の抵当権のように特定の債権を担保するものではない。
3 根抵当権によって担保されるべき元本が確定する前であっても、根抵当権者は既に発生した個別の債権を単独で譲渡し、根抵当権をその譲受人のために移転させることができる。
4 根抵当権の極度額は、一度設定した後は利害関係人の承諾を得ても変更することができない。
正解: 2
要点: 正解は 2)。根抵当権は、一定の範囲に属する不特定の債権を極度額の限度において担保する抵当権であり(民法398条の2第1項)、通常の抵当権のように付従性・随伴性を厳格には持たない。元本確定前は個々の債権の譲渡に根抵当権は随伴しない(398条の7)。
根抵当権は、一定の範囲に属する不特定の債権を極度額の限度において担保する抵当権であり(民法398条の2第1項)、通常の抵当権のように付従性・随伴性を厳格には持たない。元本確定前は個々の債権の譲渡に根抵当権は随伴しない(398条の7)。極度額は利害関係人の承諾を得て変更することができる(398条の5)。確定期日の定めがなくても、設定者は設定から3年経過後、元本の確定を請求できるなど確定を導く仕組みが用意されている。
この問題に出てくる用語
同じ問題セットの前後の問題
- 練習問題162: 抵当権が設定された建物について、抵当権設定登記後に賃借人Bが当該建物の使用を開始し、その後抵当権が実
- 練習問題168: 履行遅滞及び履行不能に関する次の記述のうち、民法の規定によれば誤っているものはどれか。
権利関係の他の問題
- 練習問題168: 履行遅滞及び履行不能に関する次の記述のうち、民法の規定によれば誤っているものはどれか。
- 練習問題170: Aが所有する甲建物をBに売却する契約を締結した後、引渡しの前に、AB双方の責めに帰することができない
- 練習問題171: Aが所有する甲土地をBに売却したところ、引き渡された甲土地に契約の内容に適合しない地中埋設物(産業廃
- 練習問題205: 不動産の登記記録に関する次の記述のうち、不動産登記法の規定によれば、誤っているものはどれか。
- 練習問題165: 抵当不動産について所有権を取得した第三者(第三取得者)に関する次の記述のうち、民法の規定によれば誤っ
アプリで弱点分析つきの演習ができます