後背湿地に関する次の記述のうち、宅地としての適否の観点から最も適切なものはどれか。

税その他

1 後背湿地は自然堤防の背後に広がる低地であるが、砂礫を主体とした粗い堆積物からなるため水はけが良く、地盤改良を要しない極めて安定した宅地適地とされている。

なぜ違う: 後背湿地は砂礫ではなく細粒の泥(シルト・粘土)を主体とした軟弱な堆積物からなる地形であり、水はけが良く安定しているという説明は誤り。

2 後背湿地は自然堤防よりも標高の高い微高地であり、排水も良好であることから、水害の危険性は自然堤防よりも一般に低いとされている。

なぜ違う: 後背湿地は自然堤防よりも標高が低い低地であり、水害の危険性は一般に自然堤防より高いとされる。標高の高低関係が逆である。

3 後背湿地は、河川の氾濫時に自然堤防を越えて運ばれた細粒の泥が堆積してできる低地で、地盤が軟弱で排水も悪く、宅地とするには盛土や排水対策等が必要となることが多い。
4 後背湿地という名称は河川の後背にある地形であることに由来するにすぎず、その地質・地盤の性質は台地や丘陵地と同程度に良好である。

なぜ違う: 後背湿地は台地や丘陵地に比べて地盤が軟弱な低湿地であり、地質・地盤の性質が同程度に良好であるとはいえない。

正解: 3

要点: 正解は 3)。後背湿地は、河川が氾濫した際に自然堤防を越えて運ばれた細粒の泥が堆積してできる低地であり、地盤が軟弱で排水も悪いため水害の被害を受けやすい地形とされる。宅地として利用する際には、地盤改良や盛土、排水施設の整備など相応の対策が必要となる場合が多く、自然堤防との地盤・標高の違いを対比して理解することが重要である。

後背湿地は、河川が氾濫した際に自然堤防を越えて運ばれた細粒の泥が堆積してできる低地であり、地盤が軟弱で排水も悪いため水害の被害を受けやすい地形とされる。宅地として利用する際には、地盤改良や盛土、排水施設の整備など相応の対策が必要となる場合が多く、自然堤防との地盤・標高の違いを対比して理解することが重要である。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 税その他・土地と建物の知識・自作問題

同じ問題セットの前後の問題

税その他の他の問題

アプリで弱点分析つきの演習ができます

App Store

宅建の学習アプリ(宅建トレ)

2026年4月1日時点の法令に基づく問題です。

国土地理院「治水地形分類図について」治水地形分類図の地形分類(自然堤防・後背湿地等) を参考に作成した学習用オリジナル問題