不動産鑑定評価基準にいう正常価格と価格時点に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

税その他

1 正常価格は対象不動産の直近の実取引価格をそのまま表示する価格であり、その取引時点と価格判定の基準日が異なっても、価格形成要因の変動による時点修正は行わない。

なぜ違う: 正常価格は個別の実取引価格そのものではなく、合理的な市場で形成されるであろう市場価値を表示する適正な価格である。

2 正常価格は特定当事者の事情を反映した限定的な価格であり、価格時点は依頼者が不利にならない日を任意に選ぶ。

なぜ違う: 特定当事者間の事情を反映する限定価格等とは区別され、価格時点は価格判定の基準日として確定する。

3 正常価格は合理的な条件を満たす市場で形成されるであろう市場価値を表示する適正な価格であり、価格時点は不動産価格の判定の基準日である。
4 正常価格は将来時点の価格だけを対象とし、現在又は過去を価格時点として鑑定評価することはできない。

なぜ違う: 価格時点には現在時点、過去時点及び将来時点があり、正常価格を将来時点だけに限定する定めはない。

正解: 3

要点: 正解は 3)。正常価格は、市場性を有する不動産について、現実の社会経済情勢の下で合理的な条件を満たす市場で形成されるであろう市場価値を表示する適正な価格である。不動産価格は時の経過で変動するため、判定の基準日である価格時点を確定する。

正常価格は、市場性を有する不動産について、現実の社会経済情勢の下で合理的な条件を満たす市場で形成されるであろう市場価値を表示する適正な価格である。不動産価格は時の経過で変動するため、判定の基準日である価格時点を確定する。価格時点は現在・過去・将来に分かれ、直近取引日と当然に一致するものではない。

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2026年4月1日時点の法令に基づく問題です。

国土交通省「不動産鑑定評価基準」総論第5章第2節・第3節Ⅰ1(PDF 15〜16頁) を参考に作成した学習用オリジナル問題